子供によくある症状シリーズ第1弾。子供の発熱と対応とは。 

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子育て

子供が熱を出したけど、様子見てもいいの?」「すぐ病院で見てもらった方がいいの?

すぐ病院で見てもらった方がいいの?

子供を育てていると必ずぶつかる試練がお熱を出した時の対応ですね。本記事ではお子さんがお熱を出した時の対応を解説しています。お子さんがいらっしゃる方は必見ですよ!正しい知識をつけて子育ての助けになればうれしいです。

子供の発熱について

まず、大前提として子供はいろんなところからウイルスや菌をもらってきます。だって子供は好奇心旺盛でいろんなところに行って、いろんなものを触りますから。子供がお熱を出すとすぐにクリニックや病院に行ってお薬や点滴をしてほしいと言われる親御さんは多いです。気持ちはとても分かります。大切なお子さんがお熱を出して元気がなさそうなんですからね。ただまずは落ち着きましょう。お母さんお父さんが焦ってしまってはいけません。それでは今からお子さんがお熱を出した時の確認すべきポイントを解説していきます。

さて、子供が熱を出した場合には慌てずに次の3つを確認しましょう。

⓵ ご飯やお水は飲めているか

② 遊べているか

③ 寝れているか

の3つです。できていればまずはおうちで様子見でいいでしょう。

次にお子さんによく出すお薬について説明します。熱を出したお子さんによく処方するのは対症療法のためのお薬です。「対症療法」とはお熱や咳、鼻水などの症状を抑えることを言います。つまりお熱の根本原因を治しているわけではないのです。では次に出てくる疑問としては

なんで抗生剤は出さないの?

という疑問でしょう。これはとっても簡単です。統計的に子供の発熱のほとんどはウイルス感染症なんです。ウイルスには抗生剤は「まったく」効きません。ウイルスに感染した場合の治療はお子さん本人の免疫力で治るのを待つ、です。そしてこの間少しでもお子さんがつらい思いをしないように対症療法を行うのです。つまり子供の場合、多くの場合抗生剤は必要なく、対症療法で治ります。また、よくある訴えで、

熱さましのお薬を使って、一時的に下がったけどまたすぐ上がってくる。

熱さましが効いていない。

というものがありますが、熱が一時的に下がったってことは、それはお薬は効いてます。そして先ほど申し上げたように熱さましはあくまで対症療法なので風邪そのものが治るわけではありません。ここは勘違いしないでください。しかし、お子さんが高い熱で苦しんでる時には使ってあげると、一時的にせよ楽になるので、そのタイミングでお水を飲んだり、ご飯を食べたり、寝たらできるので、使ってあげたほうがいいでしょう^_^

そしてもうひとつ親御さんからよくある要望が

点滴をしてほしい

というものです。確かにこどもは大人よりも脱水になりやすいです。なので、「丸一日全く水も飲めない」「飲んでも吐いてしまう」こんな場合は点滴をすることがありますが、「今日からお熱が出てて、お水は飲めないわけではないけど普段よりは少なめだし、普段と比べて元気もないから点滴をしてほしい」というのはナンセンスです。なぜならある程度口からお水が飲めるのであれば、それは点滴と同様の効果がありますし、何より点滴はほとんどただの水です。なにより点滴は必要ないのに針を刺すというのは子供にとってもいやな思い出を植え付けてしまうことになるからです。もちろん私たちが必要と判断すればお子さんが嫌がっても点滴することはあります。

病院受診の目安は?

熱が3日以上続く、一日中高体温である、活気が明らかにない、水分もとれない、と言った場合は病院を受診しましょう。熱が長引くあるいは一日中高体温である、活気が普段と比べて明らかにない場合は細菌感染症の可能性が出てきます。例外はありますが、一般的にウイルス感染症の場合は午前中熱が下がり、昼からまた熱が高くなるというように体温に波があります。一方細菌感染症は一日中高体温である場合が多いです。また、水分が取れないと脱水症になる可能性があります。特に子供は大人よりも脱水症を起こしやすいです。脱水症状としては「おしっこが少ない、出ない」「口の中が乾燥している」「顔がこけてきた」などがあります。こういった場合は迷わず受診しましょう。

まとめ

「子供がよく熱を出す」「どのタイミングで病院にかかるべき?」などの疑問と親御さんからよくある質問や要望について解説しました。必ずしも上記のパターンが当てはまるわけではありませんが、お子さんが発熱した際の一つの目安にしてみてください。正しい知識を身に着け、お子さんにとって最良の行動をとれるようにがんばりましょう。

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