
金利ってそもそも何?
景気や物価、為替、株価とはどんな関係にあるの?
預金金利っていつ支払われるの?どうやって計算してるんだろう?
インデックス運用の時に金利はどのタイミングで再投資されるの?
今回はこういった疑問に答えていきます。どこよりもわかりやすく解説していくので安心してください。次のような内容を話していくので、ぜひ興味をもって聞いてってください。
- そもそも金利とは
- 景気、物価、為替との関係性
- 預金金利とは
- インデックスファンドの金利が再投資されるタイミング
このような記事を書くにあたりわたし自身、FPの資格試験に向けて勉強しており、実際にインデックスファンドに投資もしています。
それではさっそくみていきましょう。
そもそも金利とは
「貸し付けた金額に対する利子、またはその利率」のことであり、現在日本の普通預金の金利は平均で0.001%です(2022年3月30日 日本銀行金融機構局調べ)
ちなみに優良なインデックスファンドへ投資した場合の年利率は5~7%ほどです。まったく桁が違いますよね。もちろんリスクもありますが、資産形成するうえでこういったインデックスファンドに投資することは大切です。過去にインデックスファンドの話やつみたてNISAの話もしているので、あとで見てください。
初心者向け。つみたてNISAについて詳しく解説。おすすめの証券口座と投資対象の条件とは。
さらに、またあとで実際に銀行に預けた際の利息を計算しますので、ぜひ最後までご覧ください。
景気、物価、為替との関係
・景気との関係
景気が良くなると物を買うためにお金を借りる人が増えます。つまり人々がお金を必要とするようになるのです。これを「資金需要が増える」といいます。反対に景気が悪くなると金利も下がります。
ここで金利が上がり下がりを繰り返す理由について解説しておきます。資金需要が増えると借り手の数が増えるので金利が上がります。すると今度は「金利が高くなったから借りるのをやめよう」と思う人が増えるのです。その結果資金需要も抑えられ、金利は下がっていきます。金利の動きは、この繰り返しなのです。
すなわち、「景気と金利は同じ方向に動く」と覚えればいいのです。
・物価との関係
物価、つまり物の値段が上がる(インフレになる)と物を買うために多くのお金が必要になります。すると資金需要が増えるので金利は上昇します。逆に物価が下がる(デフレになる)と金利は下落します。
すなわち、「物価と金利は同じ方向に動く」と覚えればいいのです。
・為替との関係
まずは円安、円高の説明をします。
円安は円の価値が下がることです。例えば1ドル100円だったのが1ドル120円になったら、同じ1ドルと交換するためにより多くの円が必要になったことになるので円の価値が下がったといえます。
逆に1ドル100円だったのが1ドル80円になったら、同じ1ドルと交換するためにより少ない円で済むので、円の価値が上がった、つまり円高ということですね。
そして円高になると輸入価格が下がる、つまり物価が下がるので金利は下落します。反対に円安になると輸入価格が上がるので金利は上昇します。
すなわち、「為替と金利は同じ方向に動く」と覚えればいいのです。
さらにここでレベルアップした話をします。日本国内と外国の金利差と為替の関係を考えてみましょう。例えば日本の金利が一定のときにアメリカの金利が上昇したとしましょう。すると金利の高い通貨に替える流れができるので、円がどんどんドルに替わっていきます。それによりドルの需要が高まるので、円安ドル高になります。反対に日本の金利が上がると円が買われていき、ドルが売られます。すると今度は円高ドル安に進行していくのです。
預金金利とは
預金金利とは銀行にお金を預けているときに発生する利子のことです。多くは2月末、8月末の2回に分けて銀行口座に振り込まれます。
例えば銀行口座に100万円入っていたと仮定しましょう。1年間口座の金額は100万円で変わらない、預金金利が0.001%、単利計算だったとすると
8月末に
100万円×0.001%×1/2=5円
ここに税金約20%がかかるので、
5円×0.8=4円
が利子として口座に振り込まれます。2月末にも4円が振り込まれ、1年経った後の合計金額は100万8円です。う~ん、少ないですね( ´∀` )
ちなみに優良なインデックスファンドに投資した場合に適用される複利のすごさについては世界最高の投資家たちに学ぶ。王道の投資手法と複利の効果についてをご覧ください。
インデックスファンドの金利が再投資されるタイミング
インデックスファンドに投資していて気になるのが、「いつ分配金が再投資されるのか」ということではないでしょうか。実は一概には言えず、毎月、年2回、年1回など、ファンドによって異なります。自分が投資しているインデックスファンドの分配金再投資のタイミングを知りたい方は「請求目論見書」をご覧いただくと載っています。ちなみに私が投資しているSBI-SBI・V・S&P500インデックスファンドは年1回、9月14日に分配金再投資されると記載がありました。
まとめ
ここまで金利の定義から他の指標との関係性、実際に金利を計算してみたり、インデックスファンドの分配金再投資のタイミングなどについて話してきました。知ってるようで意外と説明できない金利のお話、みなさんいかがでしたか?ぜひ感想をコメントで頂けると嬉しいです。
また今日の話を聞いて投資を始めたいと思った方はまずは証券口座を開設しましょう。それが今よりも一歩豊かな生活を送る第一歩になります。わたしがおすすめするのはSBI証券です。実際に使っていて非常にコストが低いし、使いやすさもばっちりです。SBI証券でコストを抑える方法はSBI証券で手数料を減らす。Tポイント活用法と金利アップの方法とは?やSBI証券口座へのおすすめの入金方法3選をご覧ください。
またSBI証券のリンクも貼っておきます。


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