多くの人が勘違い。マイホームは資産になるのか。意外と知らない150の法則とは?

投資

不動産屋に行くと「同じお金を使うなら賃貸ではなくマイホームにお金を使うべき」「マイホームは自分への投資だ」「マイホームは自分の城だ」「マイホームは資産だ」「住宅の価格は上がっていく」という言葉を、さもそれが世間の当たり前かのように言っているのを聞いたことはありませんか?

しかしこれらは全て不動産のマーケティング戦略なのです。

本当にマイホームの価値は上がっているのか、マイホームは資産なのか、賃貸よりもマイホームの方がお得なのか、一緒に考えていきましょう^_^

今回の記事はFIRE本の名著「FIRE 最強の早期リタイア術」そしてお金の基礎が学べる名著「金持ち父さん 貧乏父さん」の内容を参考にしています^_^ この記事を読んで実際に読んでみたいと思われたら下のリンクからどうぞ。

結論

まず結論から言うと以下の通りです。

  • 日本の住宅価値は年々下がっていく
  • マイホームは基本的に資産ではない
  • 150の法則を使って、賃貸かマイホームのどちらにするか考えよう

それでは一つずつ見ていきましょう^_^

日本の住宅価値について

日本においては住宅の価値というのは年月が経つにつれて下がる傾向にあります。これはさまざまなメディアで取り上げられていることですね。

価値が下がっていく時点で、「資産」とは言いづらいですね。

なぜそう言えるのか、「資産」とは何かを解説していきます♪

資産について

マイホームは資産ではありません。

そもそも資産というのは、それ自体がお金を生み出すものを言います。株式投資や債権、不動産投資などがそうですよね。ではマイホームはどうでしょう?マイホームを購入したらその家はお金を生んでくれますか?答えは「No」です。つまりマイホームは資産ではありません。ただ、マイホームを賃貸として出し、家賃収入を得るのであればそれは資産になります。だけど普通そんなことしませんよね。

詳しくはこちらをご覧ください.私の実体験を踏まえ,「資産とは何か」解説しています.

資産とは何か。これを知らないと失敗します。
資産とはなんでしょう?と聞かれて答えられますか。この記事を読めばそれがわかります。さらにわたし自身が体験したボッタクリ商品をつかませようとする手口も公開します。自分のお金を無駄にしないために、必ず見ていただきたいです。

150の法則とは

「150の法則」を初めて聞いたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。これは毎月の住宅ローンの返済額に「150%をかける」と、マイホームのために毎月支払う費用が、より正確に計算できるというものです。

この150%というのは、住宅ローン以外にかかる持ち家に伴う追加費用が、住宅ローンの約50%にもなるので、毎月真に支払う費用は住宅ローンの150%になる、ということです。

この追加費用というのは小さいものから大きいものまでありますが、大きいもので言うと保険、維持費、固定資産税などです。

よく不動産業者が「月々の住宅ローンの返済額が家賃と同じなら、大家さんにお金を払うより自分に払った方がいいでしょ」と言いますが、これは前述した追加費用を計算に入れてないため、必ずしも正確とは言えません。実際にかかる費用の一部を買い手に伝えていないのですから。

私見ですが、毎月の住宅ローンに150%をかけた数字が、家賃よりも高い場合は賃貸で済ませた方がいいですし、逆に家賃よりも低い場合は家を買ってもいいのではないでしょうか。

まとめ

難しい話ばかりで大変だったと思います。ここまで話してきて言うのもなんですが、わたしは決してマイホーム否定派ではありません。

「150%の法則」に従って、買う前にしっかり計算して、たとえ損だとしても、それでも「自分たちにはやっぱりマイホームは必要だ」と思えるのであれば、それはあなたにとって本当に必要な支出なのだと思います。

マイホームの購入はお金の問題だけではなく毎日のQOL(クオリティーオブライフ)の向上にもつながります。最後に決定するのはあなたです。この記事がその決定の一助になれば幸いです。

また、マイホームを持つとなった場合、住宅ローンは切っても切り離せない課題になります。住宅ローンについて詳しく知りたい方は下記のリンクからご覧ください。

初心者必見。住宅ローンの仕組みを徹底解説します。

それでは、また次の記事でお会いしましょう^_^


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