S&P500とは。最強指数と呼ばれる理由を徹底解説。

投資

S&P500ってそもそもどんな指数なの?

なぜアメリカ全体を買うのと同じと言われているの?
米国集中投資でもいいの?投資の基本は分散なのでは?

今回はS&P500に対するこういった疑問に答えていこうと思います。

わたしは実際にS&P500に投資して含み益を出していますし、数多くの投資本を数多く読んでいますので、この記事に信頼性はあるかと思います。

実際にわたしが読んだ投資関連の本についてはオススメ書籍一覧。をご覧ください。

それでは以下の項目について解説していきます。

S&P500とは

S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスにより算出され、ニューヨーク証券取引所、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を時価総額比率で加重平均し、指数化したものです。

簡単に言うと、上場銘柄のうち成績のいい上位500社を集めた埋め合わせパックのようなファンドです。しかも成績が良ければ良いほど、この指数に占める割合が大きくなるということです。たとえて言うと、スーパーで人気商品はほかの品物よりも陳列している面積が広いですよね。それと同じです(伝わりましたか笑)

そしてS&P500のチャートを見てください。右肩上がりを続けていますね。これは私が投資しているSBI-SBI・V・S&P500インデックスファンドの基準価格と純資産の推移で、設定日が2019年9月26日と新しいですが、これ以前から世界恐慌やリーマンショック、コロナショックなどを乗り越えて右肩上がりを続けています。これがS&P500が最強指数と呼ばれる所以です。

SBI-SBI・V・S&P500インデックスファンドの目論見書から抜粋

時価総額加重型の指数とは

さて、では時価総額加重型の指数とはどういうことなのか、具体的な数字を使って、もう少し詳しく見ていきましょう。まずは下の図をご覧ください。これはS&P500を構成する上位10社と全体に占める割合です。

株信.comから抜粋

どうでしょうか?ほとんどが一度は聞いたことのある企業ではないでしょうか?このように上位の企業ほど、S&P500という指数に占める割合が大きくなります。これが時価総額加重型の指数です。そしてS&P500はアメリカの株式の80%を占めているといわれています。まさにアメリカごと買っているといっても過言ではないですね( ´∀` )

さらに企業の選定基準は「時価総額が61億ドル以上である」「浮動株比率が最低50%」「黒字決算である」などハードルが高いです。だからこそ、定期的に成績の悪い企業はS&P500から外され、より優良な企業が取って代わる、非常に循環、代謝のいい指数になっています。もちろんEPS(1株当たり利益)も右肩上がりです。

米国集中投資でもいい理由

今見てきたようにS&P500の構成銘柄はいずれも多国籍の大企業ばかりです。アメリカ国内のみで流通している企業であれば確かに米国集中投資と言われても仕方ないかと思います。しかし実は、アメリカの企業でありながら世界中で活躍している企業なので、世界の経済成長の恩恵も受けられる指数といえます。

まとめ

今回は「S&P500ってそもそもどんな指数なの?」「なぜアメリカ全体を買うのと同じと言われているの?」「米国集中投資でもいいの?投資の基本は分散なのでは?」といった疑問に答えてきました。

まとめると、

S&P500は現時点、そしてこれからも最強指数になりうる。なぜならS&P500は時価総額加重型の指数であり、循環・代謝がよく、成績のいい企業だけが指数に組み込まれる仕組みなっているから。またS&P500はアメリカの株式の80%を占めており、採用基準が厳格、EPS(1株当たり利益)が右肩上がりになっているから。さらに世界規模の企業が多く、世界経済の成長も取り込むことができる。

もちろんアメリカが倒れたらどうするのか、中国やインドなどその他の国が台頭する可能性もあるのではないか、という反論があると思います。確かにそれも一理あり、だからこそ、自分の資産をS&P500に全部つぎ込むような真似はせず、先進国株や現金として資産を持っておくなどの対策は必要かもしれません。未来は誰にもわかりません、準備してきたものだけが生き残ります。

結論、投資の仕方は人それぞれですが、アメリカほど金融法制がしっかりしていて投資家が守られている国はないし、今も人口は増えてきています。また他国に比べてイノベーションが起きやすい環境でもあるため、今後も成長が見込めるのではないでしょうか。

ここまで読んでS&P500に投資をしたいと思った方はまず証券口座の開設から始めましょう。わたしのおすすめはSBI証券です。SBI証券関連の記事はSBI証券で手数料を減らす。Tポイント活用法と金利アップの方法とは?をご覧ください。

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ぜひ、投資家としての第一歩を踏み出しましょう(^▽^)/

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