さて、今回は子供の勉強法について、お話していこうと思います。パパさん、ママさん、こんな悩みをお持ちではないですか?

勉強しろと言ってもなかなかしてしれない泣

勉強に興味がないのかな?勉強が嫌いなのか教えようとしても全然聞いてくれない↴↴
私自身、上記のように親を悩ませましたが、結果医学部合格した実績があるので、少しは参考になると思います(笑) こんな悩みを抱えていらっしゃる方の、少しでも助けになればと思い、私の体験談をお話しさせていただければと思います。今回も「子供を育てた側」ではなく「育てられた側」の立場から、当時考えていたことを伝えるというシュールな設定でいきたいと思います。また私はいわゆる「リビング学習」で勉強していました。そのことについても少しお話します。それでは解説です。
考えてたことその⓵ : 押し付けられた勉強はしたくない。
わたしが中学生になる前の春休み、母から中学校の英語の教科書で勉強しようといわれました。その時点でわたしはすでに「勉強嫌々モード」でした。「なんでまだ学校も始まってないのに勉強するのか」と思いながらも教科書を開き、母が横についてABCから勉強が始まりました。しかしなぜでしょう?一向に身が入らず、それでも勉強しようといってくる母親が嫌になり、教科書をほっぽり出して逃げてしまいました。母も「今はこれ以上無理強いしても無駄か」と察したのか、それ以上何も言いませんでした。それから数日後、わたしがyoutubeで洋楽を聞いていた時に(英語の勉強は嫌いでしたが、洋楽を聞くことには抵抗はありませんでした笑)、母が自分の世代の曲であるビリージョエルの歌を教えてくれ、わたしもハマりました。毎日のようにビリージョエルの歌を歌い、ふとした瞬間「もう一回英語の勉強してみてもいいかな」と思ったのです。そして教科書を開くとまた母は横に座り、先日のように英語を教えてくれたのです。
みなさん、この話を聞いてどう思いましたか?おそらく母はわたしの頑固な性格を汲み取って、わざと勉強のことは口にしなかったのでしょう。わたしが自然に英語の勉強が楽しいと思ってくれるまで待っててくれたのです。子供は案外頑固です。なのでその子が自然と勉強に興味を持ち始めるまで優しく見守ってあげるといいかもしれません(^▽^)/
考えてたことその② : 好きな科目から優先的に勉強したい。
わたしはその後英語が一番好きな科目になりました。では他の科目はというと、数学が一番嫌いでした。内容が抽象的で、何の役に立つんだと思っていたからです。だから数学の勉強は後回し、その他の科目からどんどん進めていきました。しかし結局学校にはテストというものがあります。勉強せざるを得ないのです。だからわたしはまず好きな科目を勉強し、テンションを上げ、そのまま数学に取り掛かるという戦法をとっていました。案の定数学の成績は大学受験の時も良くなかったですが、何とかなりました。勉強の方法は人それぞれ向き不向きがあると思いますが、わたしは先に得意科目の勉強をしたほうが伸びるタイプでした。ちょっと話がそれますが、大学受験(医学部の場合で言うと)は自分の得意科目の比重が大きかったり、得意分野が多く出題される大学を受験するといいかもしれません。
考えてたことその③ : なんで勉強しなくちゃいけないのか。
これはもうそもそも論ですね。でも本気で教えてほしかったです。学校の先生には聞けなかったですが、親には聞いたことがあって、「学校の勉強内容は生きていくための基盤になることなんだよ。教養とも言えるね。ほら、昔から読み書きそろばんって言うじゃない」だそうです。これに関しては教養ってことで自分を納得させるしかありませんでした。でも大学受験を通して思ったのは「教養もそうだけど、大学に受かるために継続して勉強すること。その力、マインドを養っていたのかな」と今では思います。
また、話は反れますが、2022年からは高等教育で金融の授業が始まっていますね。社会人になってから思うのは「こういった実践的な知識を早いうちから身につけたかったな」ってこと。金融教育は今まで家庭の中でしか行われてなかったですから、マネーリテラシーは個々人によってかなりの差があったことは否めません。こうやって公的に授業が始まるのは日本政府が国民のマネーリテラシーを高めたいという思いが反映されているのかもしれませんね(^▽^)/
リビング学習について
最後にリビング学習についてです。最近話題ですね。親の目が届く中で勉強すること、それによって習慣的に勉強するという状態になります。またこれは他のメディアではあまり見かけないですが、リビングにはいろいろな音があふれています。テレビの音、料理の音、洗濯機が回る音、ほかの家族の会話、犬の鳴き声など。そういった音がある空間でも集中する能力が身につくというメリットもありますね。だって受験本番も周りでどんな音がするかわからないですから。実際にわたしはセンター試験を一般の学校で受けたんですけど、在校生の声や部活の音が普通に聞こえてましたからね(笑) 他にも受験生の中には貧乏ゆすりとか動きが気になる方も多くいましたから、勉強部屋で一人でこもって勉強しているのとは空気感が違いました。こういった雑音に耐える力が養われたのが一番良かったかなと個人的には思います。

まとめ
今回は「子供に勉強しろと言ってもなかなかしてしれない」「勉強に興味がないのかな?勉強が嫌いなのか教えようとしても全然聞いてくれない」こういった声にお応えしました。わたし自身がそうだったように、なにかきっかけを与えると勉強への姿勢が劇的に変わるかもしれません。それを探すのを手伝うのが親の仕事、なのかも。
今回の見解はあくまで私の一意見ですが、少しでも参考になればうれしいです。それではまた次回お会いしましょう(^^)
また、反抗期で悩んでいるというお父さん、お母さんには下の記事を用意いたしました。合わせてご覧ください。



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